問題
次の (A) ~ (E) の化合物の紫外・可視吸収スペクトルを測定したとき、λmaxの値が最も大きいものと最も小さいものの組合せはどれか。

λmaxの値が最も大きい | λmaxの値が最も小さい | |
① | C | A |
② | D | B |
③ | C | B |
④ | C | E |
⑤ | D | E |
【引用】公益社団法人日本技術士会「過去問題(第一次試験)」ページ内掲載資料(
https://www.engineer.or.jp/c_topics/010/attached/attach_10606_7.pdf、2025年5月9日アクセス)
解答
井戸型ポテンシャル中の自由電子の動きについての問題。
吸収する波長の長さは、電子が自由に動ける距離が長くなる程、長くなる。
今回の問題では共役二重結合(二重結合が一つ置き存在する状態)の長さを見ればよく、
最も長いのはCであり、短いのはEである。
よって ④ が正解
答え ④